下地処理の重要性

今日はコーティングの要 ”下地処理” についてのお話です。

ボディコーティングの前には必ず「下地処理」を施します。実はこの下地処理こそがコーティングの仕上がりを左右する最も重要な工程なのです。
細かな磨きキズやウォータースポットが残った状態でコーティングを施工しますと、磨きキズやウォータースポットの上にコーティング皮膜が形成されるため、キズなどが残ったままの状態が固定化されてしまいます。

仕上がりの美しさこそコーティングの命ですから、私たちは下地処理に最も時間をかけます。
下地処理工程では主にコンパウンドを使い塗装の表面を研磨することで、磨きキズやウォータースポットを目立たぬようにします。

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ただし、研磨するといっても限界があります。
下の図のうち①に関しては「下地処理」工程の研磨で目立たなくさせることが出来るレベルですが、②〜④のようにクリアー層の深くまでダメージがあるものは研磨しても除去することはできません。

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さて、かいつまんだ内容でしたが下地処理の重要性についてご理解いただけましたでしょうか。

ボディコンディションの診断、コーティングのシミュレーションなどご興味をお持ちの方は一度ご来店ください。